■箱根寄木 レンガ積み 4枚翼 | ||
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■仕様 縦・横:280mm 厚さ:4.5mm 重量:35g 木製四層 飛距離:10〜15m 右投げ用 |
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■寄木の種類 寄木は木を図柄に組み合わせた「種木」を加工するものですが、加工方法で次の二つに分類されます。 ズク:一般的な紙のように薄く削った寄木を製品に貼りつける製法です。 無垢:貴重な種木をそのまま加工する贅沢な製法です。 |
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このブーメランには「レンガ積み」という製法の種木を無垢で用いています。 | ||
■無垢であるべき理由 日本では古来より竹と木を使い分けてきました。軽くて細くしなやかさを求める時には竹。重厚で堅牢性を求めるなら木。しかし、薄い図柄となったズクに、本来の木の性質は求められません。「無垢」を選んだ理由は、木が木であるため。木の本来の性質が発揮できることが、木にとっても幸せなことと考えました。 ■レンガ積みの素晴らしさ このブーメランにはレンガ積みと呼ばれる製法の寄木を用いています。飽きのこないシンプルなパターンと優しい色合いの素晴らしい寄木ですが、レンガ積みは単にデザイン性だけで選ばれたものではありません。 古来のブーメランは曲がった木の太い枝が用いられていたようですが、現在のスポーツブーメラン(木製)は、キャッチ時の衝撃などで割れないよう、木目を縦横に貼った合板を用いて作られます。寄木をブーメランの板材として使う場合、同じように合板にしなければならず、そのためには、木目が一方向に揃った寄木が必要となります。 このような条件の中から選ばれた「デザイン性と機能性」を備えた寄木が、ブーメランに用いたレンガ積みです。 寄木協力:土屋木工所 |
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右手で投げる場合、親指側に来る面です(内側) |
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■構造 デザイン性と強度を考慮し、高級家具に用いられる「ウォールナット」の単板を2枚、さらに上下へ無垢の寄木をそれぞれ縦横に貼った4層の合板です。 翼はレンガ積みをイメージした長方形。一部、翼端などは怪我をしないよう角を落としています。(キャッチはブーメランの上下を両手で挟むように。) 投げる時やキャッチする時に滑りを抑えるよう翼に細かな波を設けました。 |
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■飛行性能
ソフトブーメランを投げたことがある方なら、確実に戻ってきます。手首と腕の軽いスナップで約10m、さらに強く投げると約15mの直径の円を描いて戻ります。
*左手で撮影していたため、片手でキャッチをしています。確実に安全にキャッチするためには、ブーメランの上下を両手で挟むようにしてください。
■ブーメランの投げ方
日本ブーメラン協会のサイトをご覧ください。
■斡旋価格 10,000円(1枚)
在庫は数枚あります。直接のご斡旋を希望される場合はメール等でご相談ください。